まちづくりコラム

自然のたくましさ

ようこそ「建築カフェ」へ

 今から40年以上前に、「春秋の会」という文芸サークルを職場の若い連中と立ち上げ、同じ名称の同人誌でエセーやポエムやミステリーなどを書いて発表していた。

 年2回で、9号で廃刊状態。その後「春秋」を再度発刊の話や同窓会の話、10号を無事発刊したら、コロナの到来である。本当に、まいりました。

 今は、正常に戻りつつありますが、あの頃の日常は、どこにいったのか。これからもコラムやエッセーをできるだけ永く続けていければと思います。

 

 

   1,バロック音楽と建築への思い

  今でも思い出すのは、数少ない海外旅行のうちで、「イタリア」ほど、印象深いものはない。ファッションのミラノや歴史のローマ、アドリア海の真珠ベネチアなどそれぞれ素晴らしい特徴を持っているが、その中でも花の都フィレンツェは、特に好きである。(このことを書いてる時、世界的にコロナの時代に入っている。)

  文芸復興の発祥の地と言われメディチ家(薬屋)で有名な都市で、まちの中心部に堂々と佇む花の聖母寺(サンタマリア・ディオ・フィオーレ)の華麗なドームは、圧巻で素晴らしい。 当時のゲーテは、イタリアを北から南まで約2年間、旅をして、「イタリア紀行」を書いている。「建築は、凍った音楽である」という有名な言葉である。

  人間の造形物としてのルネサンスやバロック建築の素晴らしさ、芸術的分野の中でも、根源的で、造形的視点から最も遠く、非物質的存在である音楽との比較やその関係性を見事に表現している。

 物質的存在で視覚的である建築物、非物質的で聴覚的存在、しかも時間とともに流れ展開する音楽を。

  そこで、「凍った音楽」とはどうゆうものか、人に感動を与える建築(音楽)とは、私なりに好きな「バロック音楽」から探ってみよう。

  バロックの言葉の由来は、ポルトガル語のバロコ、「歪んだ真珠」からきていると言われている。ルネサンス時代の調和と安定に対して、情緒や感情を重視して、造形的には曲線など躍動感溢れる運動性に特徴がある。

  バロック音楽で最大の功労者は、やはりバッハであると思う。「チェンバロ協奏曲第5番」「G線上のアリア」など実に教会音楽中心に140曲以上作曲している。しかもG線上のアリアなどは、私の好きなイギリスのロックグループ、プロコル・ハルムの名曲、日本語名「青い影」に影響を与えている、と言われている。

  パッヘルベルの「カノン」は、ジャズに取り入れられ、ビバルディの「四季」は、相変わらず心地良い。特に個人的には、疲れたあとで聞くと、心身ともに爽やかになる。やはり癒しのツールかも知れない。

  音楽と建築は、「目で聞く、聞いて見る」関係であって、いずれも人間に感動や生きる勇気を与えてくれる神からの贈り物かも知れない。

閑話休題

 今は、世界情勢やウクライナ問題もあるが、「必ず始まりがあれば終わりもある。」という楽天的で、前進する心構えを持つ必要があると思う。人間の本来の生き方に想像することや自由が大切であるように

コーヒーでも飲みながら、それぞれが好きなことをして、皆様頑張りましょう・

2,

 

 

 

 

 

飛翔

 

 

 

新緑の中庭

吹き抜けのテラスより中庭

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代表者プロフィール


shigeru・ yamada
 
資格

一級土木施工管理技士
一級建築士
建築基準適合判定者(建築主事)
宅地建物取引士、住宅性能評価員

行政書士

業務経歴
千葉県木更津市都市部金田・岩根事業課長土木部木更津駅東口整備課長、都市部下水道建設課長、建築指導課長、(

千葉県立職業訓練校講師(法規)

都市計画課長、経済部産業立地課長、

土木部長、環境部長を経て、退職。

 その後、民間建築確認検査機関(ユーディアイ確認検査(株))で確認検査員、住宅性能評価員,瑕疵担保責任保険検査員などを経て独立。

 

 

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